4. 手抜きお太鼓 – 名古屋帯編 | 着付けシリーズ

名古屋帯

先生に怒られそうな手抜きのお太鼓の締め方をご紹介。

まず、名称の確認です。
名称

まず、たれを表にして置きます。着たときに外に見える側ね。

大体の帯には、お太鼓の下線が描いてあるものだけど、無い場合は人差し指一本分。
長さを測るために、「て」をお太鼓の下線に合わせて置きます。
手で長さを計る
左側から、「て」の長さ分だけ折り返します。
折り返し
ピシーっと折り目を付けておきましょう。
折り目をつける
谷折りになったところに、仮ひもを通しておきます。
仮ひもをとおす
形が崩れないよう、そっと「て」を抜きます。
手を抜く
洗濯ばさみで、折ったところとひもが外れないように固定します。
洗濯ばさみでひもを固定
べろんと全体を裏返します。
裏返す
裏返した、折り目のちょうど真上に帯枕を置きます。帯揚げもセットして輪ゴムで留めておきます。
帯枕は、背中につく側(平べったい方)を上に向けてね。
まくらを置く
さらに折り返して、左右2箇所、帯枕のひもを固定するように洗濯ばさみで留めます。
洗濯ばさみで留める
余った「て」は、三角に畳んで上側にびょうぶ畳みにします。
余った手をびょうぶだたみ
ここまでは、着物を着る前に用意しておきましょう。
いよいよ帯を締めます。
つづく。→ 6. 帯を巻く | 着付けシリーズ