レンタル着物で秋田市観光

3. 長襦袢の着付け – 衣紋を抜く | 着付けシリーズ

前回(2. かんたんタオル補正 | 着付けシリーズ)の続き。

着付けトルソーのさくらちゃんを導入したので撮り直しました。

まず、長襦袢の衣紋抜きにひもを通します。
衣紋抜きが付いてない場合、自分の手のひらを襟から下に置いたあたりに安全ピンで留めましょう。
衣紋抜き
背中の外側ですよ。

ひもが付きました。
衣紋抜き

長襦袢をひっくり返して、身八ツ口から、長襦袢の内側に通します。
ひもを内側に

長襦袢を羽織ります。
襟合わせ
襟の下のところを両手で合わせます。

つぎに、襟の胸のあたりを片手でつまみます。襟の下のほうの手は離します。
襟合わせ

襟の胸のあたりをつまんだまま。
背中の中心をつまんでグーっと下に引っ張ります。
舞妓はん!ってくらい、びっくりするほど襟を抜きます。
襟を抜く

ここで、先ほど仕込んでおいたひもを胸の下で結びます。
結び目はみぞおちに食い込まないよう、左右のどちらかにずらしてね。
ひもを前で結ぶ

ひもを結んだら、背中側のしわを取ります。
背中のしわをとる
まず、両手で背中の下を引っ張る。(青い線)
そして、右手で左側の身八ツ口から。(赤い線)
さらに、左手で右側の身八ツ口から。
左右に分けてしわを取り、余った分はわきでタックを取るように折り返します。

そして襟合わせ。
襟合わせ
襟が合わさるところは、のどのくぼみ。
首元から襟が離れすぎないように、襟が立たないように、赤い3点に注意してください。
襟の先は、バストの外側を通って脇までいくようにします。