1. 着物を水洗い | 着物洗濯シリーズ の続き。
着物を洗うのにもだんだん慣れてきました。
失敗しないコツとして、まず赤い染料は落ちやすいので避けること。
特に正絹で白地に赤い模様が入ってる場合は取り返しのつかないことになります。
他にも、色が濃いものは白い布に水をつけて、なるべく目立たないところでちょんちょんっと叩いてみてください。色移りがあれば、プロのクリーニングに出しましょう。
さて今回洗ってみたのは正絹の長襦袢と青い単衣の紬、クリーム色の麻の単衣。
すべて単衣なので失敗率は低そうです。
まず、大きめの洗濯ネットに入れます。今回は、ざくざくと縫って数点留めてみましたが、あまり意味はなかったようです。(;^_^A
洗濯機の手洗いモードで、色移りしないように別々に洗います!
1.洗いにおしゃれ着用洗濯洗剤と、シャンプーを少し。
2.すすぎ(1)にリンス。
3.すすぎ(2)に柔軟剤を使いました。
意味あるんだか微妙だけど、古い着物のにおいは消えました!
取り出してすぐさま、アイロンを当てます。
温度を弱くして、当て布をしながら。
そで。
写真ではつけたままだけど、刺繍半襟は、外しましょう!! つれてしまいました。(-_-)
背中部分。重いのでひっくり返さず裏から当てます。
綺麗になってきました!
干すときは、そでの部分にクリアファイルを入れるときれいに仕上がります。
完全に乾くまでに2日ほど陰干ししました。
紬の単衣も同じ要領で洗濯しましたが、きれいに仕上がりました。(色落ちしたけど、ムラになってないのでよし。)
麻はもともとノーアイロンでOKです。熱を加えると逆によくないとか。
もうすぐ桜の季節。
お花見に着物で行きたいなぁ(●^o^●)
繰り返しになりますが、半襟は、外しましょう!!